冬枯れの進む山あいで、ひときわ艶やかに咲き誇るサザンカ。舞い落ちた花びらが、ピンクの絨毯のごとく山の小径に広がります。
【場所:白山社 周辺のサザンカの道】
寒空の下でも元気に咲くツワブキの花。鮮やかな黄色が冬曇りの景色に映えます。食用としても楽しめる植物で、野菜としては山菜に分類されているのだとか。
【場所:島のそこかしこ】
佐久島には鳥たちの餌場となる砂浜や岩場が多く、冬には多くの渡り鳥がやってきます。イーストハウスや大浦海水浴場付近の岩場では、シギやカモメ、ミヤコドリなどが見られます。少し離れたところから、そっと眺めてくださいね。
【場所:島のそこかしこ】
16年前に「すわるとこプロジェクト」(学生チャレンジ企画)の一環として制作されたフラワーロード沿いのベンチが、かつての制作メンバーの一人で、現在デザイン事務所[keu]代表の横山将基により、新たな設計で生まれ変わりました。その名も「こもれびベンチ」。島歩きの途中で、ひと休みしてくださいね。
【場所:フラワーロード沿い(西港渡船場から徒歩15分)】
ナマコ漁は佐久島の冬の風物詩。船の上からハコメガネで海底を覗いてナマコを探し、カギのついた竿で引っ掛けて獲るのが、昔ながらの漁法です。
【場所:佐久島東港渡船場、西港渡船場周辺】
江戸時代から独自の製法を守る佐久島の「このわた」は、徳川幕府への献上品として名高く、日本三大珍味の一つとされています。独特の風味がクセになります!
濃厚な味とぷるんとした弾力がたまらない、佐久島の天然牡蛎。熱々ジューシーな揚げたて牡蛎フライに、香ばしい焼き牡蛎、どちらも極上の味わいです。
晩秋から冬にかけて、脂がのってことのほかおいしくなるマダイ。歯ごたえがよく、甘味とコクのある旨味が特徴で、刺身でも焼き魚でも美味!
佐久島周辺の海の幸たっぷりの寄せ鍋は、寒い季節には欠かせないあったかいご馳走。冬こそゆっくり宿に泊まって、美味しい夕食を楽しんでくださいね。
イベント情報
12月31日の夜、阿弥陀寺で除夜の鐘がつきはじめられると、徐々に人が集まり出します。
八劔神社には、新年あけまして おめでとうございます という言葉が飛び交い、薪のまわりで暖をとりながら お接待の甘酒をいただく、島のお正月の風景です。
【場所:八劔神社 (東渡船場下船 徒歩5分)】
毎年1月8日に八剱神社で行われる八日講は、江戸時代から続く神事。鬼に見立てた八角凧を弓矢で射て邪悪を払います。神事の後は、島の祭り恒例の餅投げで盛り上がります。
(2025年1月8日(水) 9:30頃~)
【場所:八劔神社 (東渡船場下船 徒歩5分)】
投稿 冬支度がすすむ佐久島【イベント情報あり】 は 佐久島 公式ホームページ 愛知県西尾市一色町 に最初に表示されました。